2016年10月26日(日)に西鉄イン福岡13F BLOSSOにて九大女歯会が開催されました。
同窓の和田裕子先生に参加記をご執筆頂きましたので掲載します。
(同記事は2017年2月に配送の同窓会広報誌にも掲載されています。)
第5回九大女歯会に参加して 和田 裕子 (25期生)
2016年10月16日(日)に、天神の西鉄イン福岡13階のレストランBLOSSOにて、第5回「九大女歯会」が開催されました。
同窓会主催の「九大女歯会」は、九大歯学部の女子学生と九大出身の女性歯科医師とのランチ交流会で、毎年、歯科医師としてだけではなく、結婚、出産、子育て、趣味など多種多様な女性のライフスタイルについて紹介していただき、世代を超えて本音でお話しできる貴重な機会となっています。小さなお子さん連れでも参加できるように、今年からはプロの保育士さんによる託児所を設け、子供たちのお世話をしていただきました。
歯学部4年生と5年生の2名の学生さんを含む女性44名の参加でとても華やかな雰囲気でした。また、平田雅人研究院長をお招きし、久保秀郎同窓会長をはじめ同窓会の男性役員6名の先生方も参加されました。
城戸瑞穂教授の司会のもと、まず、久保秀郎同窓会長による開会の辞に始まり、平田雅人研究院長のご挨拶、そして原田則子同窓会副会長の乾杯のご発声にて美味しいランチをいただきながら、歓談を楽しみました。
今回は、歯科医師だけではなくNPO法人ふくおか湿地保全研究会理事もされている3期生の河野紀美子先生、バイオリンの趣味をお持ちで演奏会も開かれている16期生の吉田美紀先生、小さな2人のお子さんの子育て真っ最中で口腔外科専門医として原三信病院で愉しみながら働かれている25期生の小野田慈美先生の3人の先生方に魅力的な女性歯科医の生き方について講演していただきました。歯科医師としてフルタイムで働かれるだけでなく子育てをし、ボランティア活動や趣味や愉しみをもって生き生きと活躍されている姿は、本当にたくましく素敵だなと思いました。
また、会の後半では、2名の学生さんおよび約10名の様々な年代の先生方に近況や人生経験についてお話を聞かせていただきました。その中で、4月の熊本地震に遭われた上益城郡で開業されている18期生の有村由紀先生からは、震災時の大変な状況について “棚の物が落ちて硝子が散乱し、やっと片づけたら、再びもっと大きな揺れがきて大変だったことや水がでなくて診療できずに困ったこと”など詳しくお話しいただき、どんなに怖く不安であっただろうかと思うと同時に、このような際に同窓会の繋がりが大事になってくることを感じました。
最後に、同窓会役員の14期生の吉田清隆先生のご挨拶と23期生の安部直子先生の閉会の辞で盛会のうちに終了いたしました。
さらに、会の終了後には、25期生の小野田先生の講演があったことから同期生が多く集まっていたので、2次会でまた女性同期会を開いて近況を報告し合い、タテの繋がりだけでなくヨコの繋がりも強く感じながら、学生時代に戻ったような楽しい時間を過ごしました。
このように「九大女歯会」に参加して、年代を超えて女性歯科医師の方々と交流することができ、様々な生き方についてのお話を聞いて、将来の自分をイメージしたり、不安や悩みが少し和らいだり、エネルギーをもらってやる気に繋がったりと、大変有意義な時間を過ごせ、うれしく思いました。
同窓会役員の皆様には、このような素晴らしい機会を作っていただき感謝申し上げます。